冬の花嫁たち―『片思いの日々』『ダーリンと呼ばないで』 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
『片思いの日々』マチルダは最近、両親とともに小さな村に引っ越してきたばかり。村の診療所が受付係を募集していると聞き、家計を助けようと面接を受けた。運よく採用された彼女の目に、ドクター・ラヴェルは魅力的な男性に映る。実際、ひと目見た瞬間、恋に落ちてしまったのだ。でもわたしは美しくないし、ドクターには婚約者がいるという。彼への思いはぜったいに隠しておかなければ…。『ダーリンと呼ばないで』つき合っていた恋人に捨てられ、エイミーの気分はどん底だった。こんな精神状態のまま、個人秘書の仕事がつとまるだろうか。ボスのジェイクの前では精いっぱい隙を見せないようにしないと、プレイボーイで鳴らす彼の犠牲者の一人になりかねない。だが固い決意も虚しく、エイミーはなすすべもなくジェイクの手に落ちた。さらに驚くべき事態が生じる。妊娠を理由に結婚を申し込まれるなんて。
内容(「MARC」データベースより)
村の診療所の受付係に採用されたマチルダは、ドクター・ラヴェルをひと目見た瞬間、恋に落ちてしまった。彼への思いはぜったいに隠しておかなければ…。「片思いの日々」「ダーリンと呼ばないで」の2編を収録。
侯爵夫人と呼ばれて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ソフィーはトレーラーハウスの清掃や内職をしながら、姉が遺した幼い娘を必死に育てている。ある日、姉の亡夫の兄、アントニオ・ロチャ侯爵が訪ねてきた。子供の存在を知り、一族に迎えたいというのだ。彼とは姉の結婚式に出席したときスペインで出会った。お互い、たちまち恋に落ちたと思っていたのに、なぜかふしだらな女と誤解され、あっけなく終わった。そして今、アントニオは、姪を渡すつもりのないソフィーに便宜上の結婚を申し出た。夫の自由が保証されるという、屈辱的な結婚を…。
内容(「MARC」データベースより)
ソフィーは清掃や内職をしながら、姉が遺した幼い娘を必死に育てている。ある日、姉の亡夫の兄、アントニオ・ロチャ伯爵が訪ねてきた。子供を一族に迎えたいアントニオは、姪を渡さないソフィーに便宜上の結婚を申し出た。
償いの結婚式 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
まだ二十歳になったばかりだというのに、どうして人生のあらゆる苦しみが襲いかかってくるの?複雑な家庭環境で育ち、誰の子供か断じて言えない幼子をかかえるクリッシーは、次々にふりかかる苦労の中で、今日という日を生き延びることだけに必死だった。その困窮のどん底の、いちばん見られたくない場面で、まさかあの運命の人に再び出会おうとは…。因縁の貴族、ブレイズ・ケニアンが、いま、目の前にいる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グレアム,リン
北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
誤解に満ちた出会い (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
悪路に車を走らせていたジョアンは、急ブレーキをかけた。行く手に男が立ちはだかったのだ。男はいきなり運転席のドアを開け、彼女を手荒に車から降ろすと、武器を隠しているはずだと身体検査を始めた。あげくに、おまえは連中の情婦だろうとののしった。でも、乱暴な言葉遣いのわりには良家の出身者特有のアクセントがあるし、着ているものも上等だ。ジョアンは人違いだと必死に訴えた。「寝返るべきだな。ぼくの情婦になるほうがずっと有利だ」。男は耳を貸そうともせずに言った。
内容(「MARC」データベースより)
悪路に車を走らせていたジョアンは、急ブレーキをかけた。行く手に男が立ちはだかったのだ。男はいきなり運転席のドアを開け、彼女を手荒に車から降ろすと、武器を隠しているはずだと身体検査を始めた…。
思いがけない婚約 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
八年前、キャリーはサンタンデール公国の君主リュクに恋をし、一夜をともにしたものの、翌日にはつらい別れを経験した。彼の名づけ親である伯爵夫人に、仲を引き裂かれたのだ。経済ジャーナリストとして成功した今も、心の傷は消えていない。ところが、伯爵夫人の孫でリュクのお妃候補だったマリアが、キャリーの弟と電撃結婚をすることになり、その報告のために城を訪れなくてはならなくなった。つらい気持ちでリュクと再会し、事の次第を伝えるが、大公殿下の答えにキャリーは言葉を失った。「マリアがぼくと結婚しないなら、きみに結婚してもらおう」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョーダン,ペニー
イギリスの作家。結婚後しばらく大手銀行で働いていたが、現在は執筆に専念。イングランド北西部チェシャーの古い館で暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ボスにだまされて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ルーシーはベッドに横たわり、思い悩んでいた。知り合ったばかりの男性とベッドをともにしてしまうなんて!しかも相手は、彼女の勤める会社を買収した企業から、視察のために派遣された人物だ。リック・コナーズ―ハンサムで、どこか威厳を感じさせる彼に、たちまち惹かれ、その魅力に屈してしまった。かつてオフィス内の恋愛で心をずたずたにされたことがあり、職場の男性とは二度とかかわるまいと決めていたのに…。でも、視察が終われば彼は本社に戻る。顔を合わす機会もなくなるわ。ルーシーはむりやり自分にそう言い聞かせた。
内容(「MARC」データベースより)
ルーシーはベッドに横たわり、思い悩んでいた。知り合ったばかりの男性とベッドをともにしてしまうなんて! しかも相手は、彼女の勤める会社を買収した企業から、視察のために派遣された人物だ。
シチリアで散る愛 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
マクシモスに捨てられてから半年がたつというのに、カサンドラはいまだ抜け殻のような生活を送っていた。体だけの関係ではなく愛が欲しいと彼女が求めたとたん、背を向けて去っていったマクシモス。切ないほど彼を求めてしまう気持ちは、いつになったら消えるのだろう。そんなある日、彼の仇敵であるエミリオが現れ、マクシモスの妹の結婚式に、恋人同士を装って出席しようと言ってきた。カサンドラはさんざん悩んだすえ、マクシモスに会う唯一の手段であるその誘いに乗った。最後にもう一度彼に会い、思いを断ち切るために。
内容(「MARC」データベースより)
マクシモスに捨てられ半年たっても、カサンドラは抜け殻のような生活を送っていた。そんなある日、彼の仇敵エミリオが現れる。マクシモスにもう一度会って思いを断ち切るために、エミリオの誘いに乗るカサンドラだが…。
疑われた妻 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
三年もわたしと息子を放っておきながら、なぜ今さら現れたの?別居中の夫アンゴロスとの再会に、ジョージーはうろたえた。ギリシア人の彼とは出会ってすぐに結婚した。だが上流社会になじめずに同居の義母からは陰湿ないじめを受け、夫は仕事にかまけて、彼女の悩みに気づきもしなかった。そして最悪の出来事が起こった。ジョージーが身ごもると、彼はほかの男の子供だと決めつけ、出ていくよう冷酷に告げたのだ。今になって、アンゴロスは息子を自分の子と認め、戻ってこいと言う。身勝手な言い分を受け入れることなどできない。でも…。
内容(「MARC」データベースより)
別居中の夫アンゴロスとの3年ぶりの再会に、ジョージーはうろたえた。彼とは出会ってすぐに結婚したが、ジョージーが身ごもると、彼は他の男の子供だと決めつけ、出ていくよう冷酷に告げた。今になって戻ってこいなんて…。
砂と太陽の国で (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「二十四時間以内に帰国し、我が国の実力者と結婚しろ!」父からの脅しにも似た厳命に、ケイラは茫然とした。祖国バラカは、女性の権利などないに等しい国。戻りたくない。しかも、会ったこともない男性と結婚するためだなんて…。途方に暮れるケイラの前に、思わぬナイトが現れた。バラカのシーク、カーレン・ヌリ。ケイラの初恋の相手だ。「僕なら君を助けることができる」。ケイラはその言葉を信じていいものかどうか戸惑ったが、父の回し者に襲われ、ついに彼に助けを請うた。それが新たな苦難の始まりとも思わずに。
内容(「MARC」データベースより)
「24時間以内に帰国し、我が国の実力者と結婚しろ!」 父からの脅しにも似た厳命に、ケイラは茫然とした。祖国バラカは、女性の権利などないに等しい国。戻りたくない…。途方に暮れるケイラの前に、思わぬナイトが現れた。
沈黙の騎士 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
フランスから来たセレスト姫はイギリスにうんざりだった。道中、信じられないくらいの災難続きで、とても婚約者の待つ北の辺境までたどりつけるとは思えない。嘆く姫に、神は自らのしもべを同行者としてつかわした。教会のステンドグラスから抜け出てきたかのような、神々しいまでの美貌の修道士、ブラザー・ガイを。それはブラザー・ガイにとっては迷惑な話だった。女性がうとましくて、憎門をくぐったのに、誘惑がドレスを着て歩いているような娘の供をせよとは!彼は沈黙の誓いを立て、ひたすら無表情を保つことにした。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フィリップス,トーリ
米サンディエゴ大学を卒業後、女優、脚本家。詩人として多方面で活動してきた。シェークスピア作品を含め、四十作以上の劇の演出も手がけた。ワシントンDCにあるフォルガー・シェークスピアン・ライブラリーで女優としても活躍中。チューダー朝のイギリスを描くヒストリカル作品で人気を博す。夫とともにヴァージニア州に住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)